こんにちは!
&dolphinスタッフのりょーすけです!
スキンダイビングを始めて潜れるようになってきた!
しっかりとヘッドファーストで潜れるようになってきたし、耳抜きもできるようになってきた!
けど、息が全然止められない。すぐ苦しくなってしまう。
そんな方も多いと思います!
スキンダイビングで息が続かないのはなんででしょう。
もっとスキンダイビング中に息を長く持たせたい!
そんなスキンダイビングでの大きな悩みの一つである息ごらえについて、家でもできる練習方法をご紹介します!
本格的にスキンダイビングのシーズンが来る前に、しっかりと準備しておきましょう!
先日の息どめのコツブログと合わせて是非ご覧ください!!
1,スキンダイビングで息を止めるとどうなる?
まずなんで息を止めると苦しくなるのでしょう?
多くの方が勘違いしているのですが、『体内の酸素が減るから苦しく感じる』ではありません!
息を止めていると酸素はもちろん減りますが、体内にはあるものが増えます!
そうです!二酸化炭素です!
息を止めている状態でも体内では酸素を使い二酸化炭素に変換しています。
二酸化炭素は普段、吐く息によって体外に排出されますが、スキンダイビング中に息を止めていると、体内に二酸化炭素がどんどん蓄積されていきます。
二酸化炭素は体にとっては不要なものですので、吐き出したい!苦しい!と感じるのです。
ですがこの二酸化炭素、練習をすれば耐性がついてきます!
練習をすることで体の中の二酸化炭素のゴミ箱を大きくできるのです。
フリーダイバーなどの競技をしている方は特殊な練習方法をしているので二酸化炭素への耐性はとても強くなっています!
2,スキンダイビングのために家でできる息止め練習①
先ほどお話ししたように、スキンダイビングでは二酸化炭素に耐性をつけてあげることで、苦しいと思う感情をコントロールしやすくなります!
普段、1日生活をしている上で、おそらくほとんど息を止めることってないですよね?
生活の中で少しだけでも息を止める時間を作ってあげると、少しづつ二酸化炭素に耐性がついていきます。
-やり方-
- 息をしっかり吸って息を止める
- 30秒から1分くらい息を我慢する
- 息を吐きたい、苦しいと感じたら吐いて深呼吸をする
これを日常の一部に取り入れてあげることで、二酸化炭素の耐性が少しずつ増えていきます!
もちろん静止している時でも良いですし、
僕がたまにやっているのは、歩きながら、電柱から電柱の間まで息を止めるというのをやっています笑
毎日3回はやってあげるとだいぶ楽に感じてくると思います!
ただし、注意点としては、我慢しすぎてはいけません!
限界まで息を止める必要はありません!
酸素欠乏によりブラックアウトの原因になります。
あくまでちょっと苦しいなって思うくらい止めておきましょうね。
3,スキンダイビングのために家でできる息止め練習②
スキンダイビングで息を長く止めるために意識して欲しいポイントは、息の吸い方です!
腹式呼吸をできるように練習しましょう!
腹式呼吸のやり方は、背筋を伸ばして、鼻からゆっくり息を吸い込みます。
このとき、丹田(おへその下)に空気を貯めていくイメージでおなかをふくらませます。
つぎに、口からゆっくり息を吐き出します。
お腹をへこましながら、体の中の悪いものをすべて出しきるように、そして、吸うときの倍くらいの時間をかけるつもりで吐くのがポイントです。
息を吸った時にしっかりお腹が膨らむことを意識してみてください。
息を吸った時に肩があがってしまっていると、胸式呼吸になっています。
肩は上がらす、お腹を膨らませる、腹式呼吸をマスターしましょう!
普段の生活で、特にデスクワークの方は息が浅くなりがちですので、日々の中で腹式呼吸を取り入れてあげるだけで、息がたくさん吸えるようになるだけでなく、自律神経を調整させてリフレッシュできますよ!

以上、まずは一番に意識してほしい、そして手軽に練習できる方法でした!
ネットで色々調べると、フリーダイバー向けの内容が多かったため今回書いてみようと思いました!
ご自宅でも練習してほしいですが、一番は実際に水中で練習するのが効果的です!
水に多く触れるだけ、スキンダイビングは上手になっていきますので、これからのスキンダイビングシーズンに向けてしっかりと準備していきましょう!
またねっ!